解放軍中将、「日本の軍国主義復活は杞憂」に反論する

解放軍中将、「日本の軍国主義復活は杞憂」に反論する。 短期的な日本滞在と日本の庶民との交流では、右傾化した民族主義つまり「新軍国主義」の復活をはっきりと見ることはできない。英国の駐日大使を務めたヒュー・コータッツィ氏は、「極右主義が日本の民主をおびやかしている」と語っている…

タグ: 軍国主義 歴史 軍事 集団的自衛権

発信時間: 2014-11-17 10:53:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

社会主義学院の王占陽教授はこのほど、「環球時報」に寄稿し、日本が「軍国主義という元の道」に戻ることはないという観点を繰り返し、日本での軍国主義復活は杞憂であるとの見方を示した。日本が軍国主義化しているという分析は、「方法論の誤り」によるもので、「専門性と職業性に大きく制限されたもの」とした。

筆者は王教授の観点に同意しない。反対に、「方法論の誤り」に入っているのは王教授であり、「実事求是」(事実に基づいて真実を探る)という根本的な方法から逸脱していると判断する。

第一に、日本国民の一部の民族性と意識には一定の「島国性」がある。歴史的に見ても、大陸を常にねらっており、「象を飲み込もうとする蛇のたくらみ」を持ち続けてきた。唐・明・清の各時代、日本は中国を絶えず侵犯し(中国の隣国であり属国であった朝鮮を含む)、それは第二次世界大戦の徹底的な失敗まで続いた。

日本の国内が統一し、安定し、経済が発展すれば、中国を飲み込もうとする野心はすぐに膨らんでくる。島国・日本は、粘り強く、偏狭的で、忍耐心が強く、学習好きで、紀律を守り、礼儀正しく、実力主義で、武闘を好み、強者を尊重し、権威に服従し、自尊心が多角、生命を軽視するといった国民性を形成してきた。全民族が一旦動員されれば、平時は穏やかに見える日本国民は短時間で豹変してしまう。小規模の局地的な戦争や軍事衝突は、軍国主義を燃え上がらせる火花となり得る。歴史的にこのような例はいくらでもあり、ここでは一々列挙しない。

第二に、近現代の軍国主義に対する態度から見ると、日本の歴代の執政者と国民は、軍国主義を徹底的に反省したことはない。「勝てば官軍、負ければ賊軍」であることを認め、戦争に負けたに過ぎないと考えている。ドイツのような道義上での徹底的な目覚めはない。原子爆弾を落とされた本国の悲劇のみを語り、虐殺された1千万人以上にのぼる中国の人民やパールハーバー襲撃の罪悪を語ることはない。靖国神社に戦犯を祀って他国の民族の感情を傷つけ、毎年これを参拝して他国民の神経を逆なでしている。

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