紀律の前はすべて平等で、党内は紀律の制約を受けない特別な党員があってならない。党の各級組織は積極的に紀律教育の恒常化、制度化する道を探求すべきで、しばしば襟や袖を引っ張りして注意してやることによって、党員、幹部は次のことを真に理解するようになり、党の紀律は全党が必ず守らなければならない行為規範であり、厳格に遵守し、断固として守ること、これは合格する党員、幹部としての基本条件である。
従うべき紀律があることは紀律を厳格に守る前提で、党の紀律の規定は情勢と党建設の要請に基づいて絶え間なく充実化させなければならないし、システムを整え、実際に役に立つよう確保し、実際から遊離し、内容が曖昧になって、実践に立ち遅れるのを防がなければならない。各級党組織と指導幹部は確実に規律を守る職責を履行し、取りなしやコネクション、利益チェンを拒否し、こうしたことに役立つ措置をとり組織管理の有効性を高め、紀律違反を直ちに発見し、調査して処分できようにする。こうしてわずかの兆しからその動向を見極めるのに有利であり、幹部を教育し救うのに役立つ。ある地方と部門は問題があると、いつも蓋をしておきたい、ひいては、誤ちを庇う力は正義を主張する力を上回り、この問題は真剣に解決しなければならない。紀律違反を調査し処分するにあたって、必ずなにかの問題があれば、それをはっきりさせ、どんな問題を発見しても、それを調べて明らかにするように堅持しなければならず、知らんふりをしたり、肝腎な問題を避けて、大きな問題を小さなものを見せ、小さな問題を解消させてはならなくて、いかなる人でも隠して、簡略化し、融通をきかしてはならない。
第7、人民による監督の役割を発揮しなければならない。人心を得る者が天下を得、人心者を失った者が天下を失い、人民の擁護と支持は党の執政の最も堅固な基盤である。人民大衆の中で国政運営、党管理、党統治の英知と力が蓄えており、党を厳しく治めるには必ず人民に頼らなければならない。
人民にわが党の厳格な統治を支持して助けてもらうには、2つのルートを滞りなく伝わるよう意を注ぎ、一つは提案・献策するルート、もう一つは批判と監督のルートである。この両方において、ここ数年われわれは全般としてますます上手になっているが、足りないところもあり、経済社会の発展に関する意見聴取は多かったが、党の厳格な統治に関する意見聴取は少なかったし、聴聞会に来てもらった方が多かったが、末端の大衆の中に入って意見を聞いた方は少なかった。大衆の多くの考えは、往々にしてまともな公式的場で、多くの人々に向かって言い出すものではなくて、彼らと膝を混ざて、胸を開けて語りあってはじめて聞えるのである。各級の幹部がどんどんと腰を据えて大衆に近付き、党の厳格な統治の問題について大衆に多く教えてもらうべきである。
大衆の目はごまかせず、大衆の意見はわれわれの最も良い鏡である。大衆による監督網を厳密に織り、全天候のサーチライトを開いてこそ、「隠れる人」に隠れる場所がなくなる。各級党組織と党員、幹部の表現はすべて大衆に評価してもらわなければならない。大衆は党組織と党員、幹部に対して意見があれば、彼らが批判し、指摘するのを歓迎するべきでる。大衆は党員、幹部が紀律に違反した問題を発見すれば、彼らに安全で滞りがなく告発するルートを提供する。大衆は出した意見は党の厳格な管理に役立ちさえすれば、われわれが真剣に聴取し積極的に受け入れるべきである。
第8、党の厳格な統治の規則をしっかり把握する。党を厳しく治めることはそのもの法則があり、われわれのような長き歴史をもつ大きな党にとって、党の厳格な統治は更にそのものの法則がある。わが党は長期にわたる実践の中で、絶えず自分の正反両方の経験を総括し、国外の政権党の建設する経験と教訓をも参考にし、党の厳格な統治についての一部の法則を深く認識し、これらがすべて引き続きうまく運用しなければならない。
世事、国情、党情が絶えず変わるのに従って、党を厳しく治めることに影響を及ぼす原因が更に複雑になり、たくさん新しい課題が出てきた。われわれは末端や実際に深く入り、党管理・党統治の実践を深く研究して、縦と横の比較を通して、偽物を除去し本物を残して、表面から内面に及ぶ分析を行い、複雑で錯綜した表面の現象の後ろに隠れた物事の本質を正しくとらえ、党を厳しく治めることについての法則に対する認識を深めるべきである。伝統の継承と改革・革新の結合を重視し、自身の経験と世界のその他の政党の経験の参考と結合し、党を厳しく治めることの系統性、予見性、創造性、実効果を強めることにより、党を厳しく治めるためのすべての努力を、党の自らの浄化、自己改善、自ら革新、自らの能力向上、党の指導の能力と行政事務能力の向上に集中し、党の先進性と純潔性の維持・発展の上に集中する。
同志たち、今回の党の大衆路線教育実践活動は基本的に終わったが、党の大衆路線を貫徹し党はと人民群衆の血肉につながる歴史の過程が永遠に終わることはありえない。全党同志はいっそう党中央の周囲で緊密に団結して、誠心誠意発展をはかり、精神を集中して党建設に力を入れ、引き続き党の作風建設の難関攻略にしっかりと取り組んで、望ましい作風で党と国家の諸般の活動を順調に展開するよう保障し、「2つの百年」奮闘目標を実現し、中華民族の偉大な復興の中国の夢を実現するために、たゆまずうまずに奮闘しよう。