同志の皆さん
わが党は8600数万党員を擁し、13億余り人口の大国で長期にわたり政権を握る党であり、党のイメージと威信、党の創造力・結集力・戦力は直接党の運命に関わるるだけではなく、直接国家の運命、人民の運命、民族の運命に関わっている。新しい歴史の起点で中国の特色ある社会主義を堅持して発展させ、わが党は執政、改革開放、市場経済、外部環境の試練は長期にわたり、複雑で、厳しいものであり、精神的な怠慢の危険、能力不足の危険、大衆から遊離する危険、消極的・腐敗の危険が全党の前により先鋭に立ち現れている。
歴史的使命は光栄で、努力目標は壮大であればあるほど、また、執政の環境は複雑になればなるほど、われわれは憂国の意識を強め、党を厳しく治めて、「未発に於いて為し、未乱に於いて治める」ようにし、わが党が永遠に不敗の地に立つようにする。全党同志は思想上必ず明かにしていなければならず、党の執政地位と指導的地位と別に自然と長期にわたり維持し続けることができるわけではなく、党を構わないで、党建設に取り組まなければ問題が出るか、ひいては大きな問題が出るかもしれない。結局として党の事業は成功することはできなくなるだけでなく、党と国が滅びる危険さえある。
こうした道理が分かることは難しくないが、難しいことは思想を行動にすることである。私は改革開放の初期に鄧小平同志が言った話を引用したことがあり、「いまのこの歴史的転換期には、解決すべき問題が山積し、さまざまな事業の振興が待たれており、党の指導を強め、党の作風を正すことが決定的な意義をもっている」。毛沢東、鄧小平、江沢民同志を核心とする党の第3世代の中央指導集団と胡錦涛同志を総書記とする党中央はすべて党の厳格な管理を非常に重視し、党の第18期代表大会以来党中央は党の厳格な管理を高度に重視し、党の18回大会以来、党中央は党を厳しく治めることを新たに探求してきた。長期にわたる実践と探究を通じて、われわれは党の厳格な管理の上で重要な成果を収め、重要な経験を積み重ね、総じてはうまく行った。
同時に、われわれは次のことを見て取らなければならない。つまりここ数年来、一部の地方と部門では、「四つの風潮」の問題は積み重ねてますます多くなり、党内と社会上の「暗黙ルール」はますます盛んになり、政治生態と社会環境が汚染されてしまい、その根源は党の厳格な統治を徹底していないからである。一部の地方と部門は党は党を管理し、治めるように見えるが、管理が徹底していなかったし、必要なほど厳しくしていなかった。なぜか今回の活動は明らかな効果を得ることができるのか、というと、われわれは言った以上は必ず実行して、実行したら必ずやり遂げることを堅持し、真剣に管理し、真に厳しくするからである。これは、真に管理し、真に厳しくして、大胆に管理し、果敢に厳しくし、長期に管理し、長期に厳しくして、ひとしきり管理したり、ひとしきりルースし、ひとしきり厳しくしたり、ひとしきり緩めたりするのでなければ、解決できない問題は何もなくて、小さな矛盾が積み重ねて長年の解決できない問題となり、小さな問題は大きな災難となってしまうことがなくなる。
世の中の事、細(さい)より作り、厳しいより成る。厳しくすることはわれわれがすべての活動をうまくやる重要な保障である。われわれの共産党員はもっとも「真剣」ということを重んず、真剣を重んずるとは厳格を第一義として、事にあたっては適当にあしらってはならず、身を持していい加減してはならない。真剣を重んずることをすべての活動の中で徹底すべきであり、作風建設も、党建設も、党と国家のすべての取り組みもこうしなければならない。なんで真面目にする必要があるのかといった認識、やってみれば終わりだといった考え、その場限りでお茶を濁すといった心理状態はいずれも党と人民の事業に大きく損い何の利益にもならず、すべて絶対にだめなのである。
今回の教育実践活動は、われわれが新しい情勢下で党を厳しく治める上での特徴と法則の探求において非常に重要な牽引的役割を果たした。党を厳格に治めるには、必ず抽象的ではなく、具体的かつ真剣的に、いいかげんにしてはならず、着実に実行しなければならないこと、これは今回の活動がわれわれに提供した最も深い啓発である。全党はこれを起点として、党を厳格に治める上で、引き続き探求し、絶えず前進しなければならない。ここで、私は新しい情勢下で党を厳格に治めることを堅持することについて次のいくつかのことを強調する。