日本の造船業、業界再編で活気を取り戻す

日本の造船業、業界再編で活気を取り戻す。 日本の造船業は10数年間の「沈黙」と「修練」を経て、2012年から活気を取り戻している。日本造船工業会と日本船舶輸出組合がそれぞれ発表したデータによると、2013年の造船竣工量は1742万トンに達した…

タグ: 造船業 再編 販売 高付加価値

発信時間: 2014-12-02 15:50:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
・高付加価値の船舶を建造

日本企業は苦境の中で構造を調整し、価格競争から距離を置いている。また一部のローエンド市場から撤退し、ロー・ミドルエンド船舶から高付加価値船舶に転向している。

世界では近年、客船による世界旅行がブームになっており、豪華客船の需要が拡大している。このブームは、日本の大型造船メーカーにとってはチャンスだ。三菱重工はこの市場の新たな動向に基づき、豪華客船を今後の研究開発・販売の重点分野とし、迅速に生産を調整している。

三菱重工は世界最大のクルーズ会社のカーニバルクルーズライン、アイーダ・クルーズから2隻の豪華客船を受注している。この2隻は三菱重工が建造を請け負う最大規模の豪華客船だ。

三菱重工はさらに、高付加価値の特殊船舶の建造で独自の強みを示している(有人深海潜水調査船など)。この特殊な需要を持つ船舶には高い技術力が必要で、一般的な造船メーカーでは建造が不可能だ。三菱重工は、国際社会が海洋資源の調査と開発を重視するに伴い、各種の海洋資源調査船の需要が拡大すると見込んでいる。

・省エネ型船舶の開発に本腰

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