731部隊罪証陳列館長、16年にわたって続く日本での証拠集め

731部隊罪証陳列館長、16年にわたって続く日本での証拠集め。 生体解剖、人体実験、細菌兵器生産――日本軍国主義はこれらの機密を元兵士らに「墓まで持って行け」と厳命した。だが歴史の真相を明らかにするため16年にわたって20回以上日本に赴き、731部隊の元隊員を訪ねた731部隊罪証陳列館の金成民館長に、元隊員の一部は証言を始めた…

タグ: 731部隊 細菌兵器 人体実験

発信時間: 2014-12-09 13:19:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「鉄の証拠」を後世の人々の戒めに

金館長の証拠集めの対象には、部隊の中心となった軍医のほか、運転手や憲兵、少年隊員も含まれる。立場の違いに応じて、異なる内容の証言が得られるからだ。

「こうすれば、『731部隊は狂った医学者個人の行為だ』という見方が歴史的根拠を欠いていることが証明できる」と金館長は語る。731部隊は、トップダウンの組織的・計画的・大規模・体系的な集団犯罪であり、日本政府が主導した国家犯罪であった。

日本の安倍首相は昨年5月、「731」の番号が記された訓練機に乗りこみ、コックピットから親指を立ててポーズを取って見せた。これは明らかに意図的な行為であり、暴行を美化する日本の首相のこうした態度は、国際的な証拠集めを続けようという金館長の決意をさらに高めた。「私たちは、731部隊の元隊員の証言を通じて、歴史の真相の改変は許されないということを訴える」

731部隊の旧隊員はほとんど死去したが、国際的な証拠集めは終わっていない。「直接の証人はいなくなっても、その家族や子どももおり、日記やその他の証拠もある。これらは貴重な歴史的証拠だ」と金館長は語る。

歴史の潮流に逆らおうとする動きがある限り、さらに多くの力強い証拠を集め、731部隊の旧跡を「日本の軍国主義の人類に反する犯罪の鉄の証拠」とし、これを世の人々に提示し、後世の人々に対する永遠の戒めとしなければならない。金館長の決意は堅い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月9日

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