日本で影響力を持つバンドのサザンオールスターズは紅白歌合戦で「ピースとハイライト」を熱唱し、日本人に歴史を反省するよう呼びかけ、隣国と平和的に付き合う願いを示した。しかしサザンの熱唱はネット上で物議をかもし、安倍首相の強権を批判する意図があるとされた。日本の右翼も機に乗じて騒ぎ立て、彼らに「反日」、「売国」のレッテルを貼った。シンガポール華字紙『聯合早報』が伝えた。
「韓国人排斥」を旗印とする極右団体「在特会」は先週末、ネットユーザーを煽りサザンオールスターズの所属事務所前で旗を振り抗議活動を行った。
サザンオールスターズは1970年代に結成された。ボーカルの桑田佳祐は歌い回しが独特で、歌詞によって日本の社会現象を反映することが多い。サザンは大晦日、NHKの年に1度の紅白歌合戦の企画枠で出演し、「ピースとハイライト」を歌った。