韓国「東アジア日報」が22日に伝えたところによると、安倍政権の右傾化の影響を受け、韓日国交正常化50周年の記念イベントは格が下げられたり、キャンセルされたりしている。
韓国国立中央博物館は今年10月に開催される予定の「韓日百済特別展」を取り消し、準備中の「韓日飲食文化交流展」も韓日関係の影響で規模を大幅に縮小した。
学術界でも、韓国学中央研究会が8日に開催する予定の韓日国交正常化50周年学術シンポジウムが「写真で見る韓国現代史」写真展に変更され、韓国東北アジア歴史財団は韓日国交正常化50周年ではなく、独島(日本名・竹島)問題に重点を置くという内部方針を明らかにした。
韓国芸術祭も韓日関係悪化の影響を受けている。韓国体育文化観光部は朝鮮半島の日本殖民地統治からの解放70周年に関する公演の計画をいくつか立てているが、韓日関係正常化50周年の予算を編成していないという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月29日