過激派組織「イスラム国」とみられるグループは1月31日深夜(日本時間2月1日早朝)拘束していた後藤健二さんを殺害したとする映像を動画サイトに投稿した。
映像は1分7秒で、英国なまりの英語を話す覆面姿の男は「お前の首相はこの勝ち目のない戦争に参加する決断を下したせいで、後藤を殺すだけではなく、日本人を虐殺するだろう。日本の悪夢が始まる」と話した。その後、地面に横たわった遺体の映像が映し出された。
日本政府は現在、映像の信ぴょう性を確認している。
米国政府はこれを批判した。アメリカの国家安全保障会議(NSC)の報道官は「米国は映像の信ぴょう性を確認している。拘束している人質を釈放するようイスラム国に要求する。同盟国である日本を支持している。」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月1日