ある外務省高官は昨日の昼ごろ、東京で開かれた昼食会で、「中国が大規模な閲兵式を開催すると聞いたが、これはどういう意味か?」と環球時報の記者に質問をした。この数日、専門家など日本のエリートと会うと、この問題が必ず取り上げられる。
環球網と香港紙『文匯報』がそれぞれ行ったオンライン調査の結果によると、ネットユーザーの8割以上が、中国が反ファシズム戦争勝利を記念して開催する閲兵式に、安倍晋三首相を招待しても良いと回答した。香港紙『東方日報』は、「安倍首相を招待するのは、嫌がらせをするというわけではなく、本当に侵略の罪を反省しているのか、戦後の国際秩序を維持しようとしているのか、態度を表明する機会を与えるためだ」と報じた。
香港紙『南華早報』は29日、「中国の第二次大戦記念活動、日本の首脳を招待するべきか?」と題した記事の中で、「中国のアナリストは、安倍首相を招待するのは可能だが、これは嫌がらせを目的とした外交だと日本に判断される。中国本土の専門家は、欧州でドイツも招待された以上、欧州にならうべきだとしている。また一部の人は、中国と日本がこれにより気まずい関係にならないよう、慎重に処理すべきだと主張している」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月30日