日本自衛隊が南中国海に進出? 中国は断固反対

日本自衛隊が南中国海に進出? 中国は断固反対。

タグ: 自衛隊 南中国海 第7艦隊 防空識別圏

発信時間: 2015-01-30 10:04:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米第7艦隊のロバート・トーマス司令官は29日、米国は日本が空自の巡航エリアを南中国海まで拡張することを歓迎すると表明した。その理由は、南中国海の「中国の漁船、巡視船(および海軍)が隣国よりも強力」だ。米国のアジア太平洋地域の海軍最高司令官が日本に対して、南中国海で中国をけん制するよう公然と呼びかけるのは稀だ。環球網が伝えた。

中日両国は公式なコメントを出していない。しかし中国は本件について、断固反対の態度を示すことだろう。日本が本当にそうした場合、中国が対策を講じる事が予想できる。

日本は南中国海で力を発揮することに興味を持ち続けているが、日本はこの欲望を抑え、熟考してから行動するべきだ。

日本は南中国海にとって完全に部外者だ。南中国海は日本にとって重大な意義を持ち、日本と中東・欧州の航路は南中国海を経由するが、南中国海の係争に手を出す資格がないことは変えられない。中国は南中国海の自由な航行が妨害されたことは一度もないと正式に表明しており、日本には航空自衛隊を送り込む理由がない。日本は南中国海の地政学的構造を変え、南中国の係争の参与者になろうとするべきではない。

米国が南中国海に軍事力を保有することは、歴史的な事実であり、周辺諸国もこれを容認している。しかし南中国海は米国人の言いなりになる場所ではない。米国には誰かを引きずり込み、南中国海の軍事的緊張を恣意的にエスカレートする権利はない。

南中国海地区は、日本が「第二の米国」になることを許さず、この地域に米日軍事同盟の影が現れることを許さない。一部の国の支持は、地区全体の態度を示すものではない。中国の意見も尊重されるべきだ。

日本が航空自衛隊を強行派遣し南中国海の巡航を実施するならば、中国は厳しい措置によりお返ししなければならない。中国は南中国海の防空識別圏を宣言し、南中国海における基地建設を加速・拡大することを検討してもよい。中国はロシアと北東アジアの軍事協力を強化し、米日同盟をけん制することも可能だ。

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