日本はかつて海賊取り締まりを目的に、アフリカ東部に自衛隊の海外基地を設立していた。日本は現在、現地への哨戒機の派遣、緊急救助活動などに用いる多用途施設の建設の拡大に向け、積極的に議論を進めている。今回建設されるのは長期利用を目的としており、自衛隊に長期駐留の狙いがあることが分かる。
海外での基地建設は、安倍政権の進める安保体制改革によるもので、自衛隊の海外活動の拡大を目的としている。
同基地は日本が2011年にジブチ政府から賃借した、空港に隣接する土地だ。司令部庁舎や隊舎、P3C哨戒機3機分の駐機場と1機分の格納庫が建設された。
海賊対処法によると、日本は4ヶ月毎に哨戒機2機を運用する海自の約110人と陸自の70人を派遣することができる。
防衛省は海賊対策、被災地支援、国連平和維持活動の他に、緊急事態時に現地に自衛官や物資などを輸送する問題についても議論する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月4日