安倍晋三首相は3日、憲法9条改正に再び意欲を示し、自民党がすでに改正案を示していることを明らかにした。
安倍首相は参議院予算委員会で、改憲に関する質問を受けた際に、「自民党はすでに9条改正案を示している。国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」と述べた。
自民党は2012年4月に発表した憲法改正草案の中で憲法9条の改正を行い、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」といった文言を削除し、「戦争の放棄」は自衛権の発動を妨げないとする規定、国防軍の設立、領土保全、資源安全などの新たな内容を追加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月4日