日本の歴史修正は徒労 米国の歴史家が連名で批判

日本の歴史修正は徒労 米国の歴史家が連名で批判。 アメリカ歴史家協会は今年3月に出版を予定している刊行物『歴史の角度』の中で、19人の米国の著名な歴史学教授の連名の文書を掲載し、安倍政権の慰安婦に関する歴史を書き換えようとする動きを批判した…

タグ: 歴史修正 歴史家 安倍政権 ポストン大学

発信時間: 2015-02-09 13:37:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アメリカ歴史家協会は今年3月に出版を予定している刊行物『歴史の角度』の中で、19人の米国の著名な歴史学教授の連名の文書を掲載し、安倍政権の慰安婦に関する歴史を書き換えようとする動きを批判した。人民日報が伝えた。

事の発端となったのは、マグロウヒルファイナンシャル(以下、同社)の歴史教科書だ。この教科書名は『トラディッションズ・アンド・エンカウンターズ』で、米カリフォルニア州の一部の公立高校で使用されている。この教科書は、日本が第二次大戦中に20万人以上の女性を慰安婦として強制連行した事実について記述している。

出版後、日本政府は同社に圧力をかけ、慰安婦の内容を修正するよう求めた。産経新聞の今年1月の報道によると、外務省は在ニューヨーク総領事館を通じて、昨年12月に同社の関係者と会談し、「教科書の慰安婦の内容、日本と韓国の係争中の海域の名称の修正」を求めた。この二つの問題に関する教科書の内容は、日本政府の立場と相容れないものだという。

同社は「歴史の事実を支持する」を理由に、厳しい言葉で突っぱねた。米コネティカット大学歴史学部のアレクシス・ダデン教授が発起人となり、19人の米国の歴史学者が連名で、日本による米国の教科書編集に干渉する行為を疑問視し、これを批判した。ダデン教授は取材に応じた際に、「日本政府はすでに確認されている歴史の事実を覆そうとしているが、日本の学術の自由を懸念せざるを得ない。安倍首相はすでに証明されている国家の記憶を公然と粉飾しようとしているが、記憶と歴史を分けて考える必要がある」と指摘した。

米国の主流メディアは、安倍首相が「日本の海外における国家的イメージ」を改善するため、歴史の「美化」に取り組んでいると指摘した。同社にかけた圧力が、その一例だ。ニューヨーク・タイムズは今年1月の記事の中で、「安倍首相ら保守派は、日本の侵略者としての行為を、アジア解放に向けた戦いとして書き換えている」と指摘した。

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