731部隊、中国人の心に深い傷を残す=AFP 通信

731部隊、中国人の心に深い傷を残す=AFP 通信。

タグ: 731部隊 李鳳琴

発信時間: 2015-02-09 16:22:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李鳳琴さんの父が某秘密基地で、日本人医師に解剖され人体実験に利用されてから、すでに数十年が経過する。しかし李さんは日本政府に対して、第二次大戦の歴史において最も残酷で非人道的なアジアのページを直視するよう求めている。李さんは父が旧日本軍の731部隊で受けた苦しみについて、「この血の債務は、必ず返済されなければならない」と述べた。仏AFP通信が伝えた。

731部隊の多くの跡地は、ナチスの強制収容所に似ている。捨てられた鉄道、見る者をぞっとさせる建築物、それから骨身にしみるような寒さ。ある建築物の中には巨大なネズミを閉じ込めた籠が並べられていた。これらのネズミは日本人医師によって、数十万人の中国人に感染させるペスト菌の培養に使われた。

中国メディアの報道によると、1939−1945年の間に少なくとも3000人が、731部隊の実験によって死亡し、そのほとんどが中国人だったという。しかし日本は現在も、731部隊の暴行を正式に認めていない。

731部隊の手榴弾や生物爆弾の実験によって死亡した人もいれば、生き埋めにされた人、さらには溺死した人もいる。歴史学者によると、日本人医師は「囚人」に動物の血液を注射するか、すでに感染した「囚人」と同じ部屋に入れることで、その環境における感染の程度を調べようとしたという。

李さんの父は1941年に失踪したが、彼女が父の被害を知るのは半世紀以上たってからのことだった。李さんは、「長年に渡り父を探し求めた辛さ、父が被害にあったことを知った苦しみを表現することはできない。日本人は(731部隊の基地を)木材加工場に偽装し、中国人を『マルタ』と称し、中国人を木材のように扱った」と話した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月9日

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