春節を祝い、中国の伝統文化と芸術を発揚することを目的とする第1回「新潟春節祭」は14日、新潟市で開催された。春節祭は中国の伝統芸術と伝統美食の二つに大きく分かれており、展示ホールや中国結び、年画、切り紙、書道、湖南刺しゅう、美食などを紹介するブースが設置された。会場は提灯などが飾られ、訪れた人々が春節の雰囲気を深く感じられるようになっていた。
「産経新聞」によると、14、15日の両日に、約6万5千人が訪れ、市民らが中国の食や伝統芸能を楽しんだ。「読売新聞」は、女性5人がバランス感覚や体の柔らかさを駆使して演じる「雑技」に注目し、「初めて雑技を間近で見たが、筋肉がすごかった。本当にこんなことが出来るのかとバランス感覚にも驚かされた」と感心した見学者の様子を伝えた。「北海道新聞」は、銅鑼に合わせて愛嬌を振りまく獅子舞や、着飾った踊り手の仮面が目まぐるしく変わる「変面」の披露に歓声が上がったと報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年2月19日