運用資産の規模で世界最上位に数えられる資産運用会社のナティクシス・グローバル・アセット・マネジメントはこのほど、2015年版の「グローバル・リタイアメント・インデックス」を公表した。リタイア後の生活を快適に過ごせる国ランキングで、スイスは1位に選ばれた。上位10カ国のうち8カ国を欧州の国が占め、アジアでは、韓国が最上位の14位となった。中国新聞網が国外メディアの報道を引用して報じた。
ナティクシス・グローバル・アセット・マネジメントは、リタイア後の財務状況のほか、健康、医療サービスの質、安全面、生活質などを含めた20項目について評価した。諸国の経済環境も重要な参考項目とした。
上位10カ国のうち欧州が8カ国を占めた。ノルウェーは2位、オーストラリアは3位。4~10位は、アイスランド、オランダ、スウェーデン、デンマーク、オーストリア、ドイツ、ニュージーランドの順。
ランクダウンした国のうち、イギリスが22位で初めてベスト20入りを逃した。スペインは26位ランクを落として55位に。ギリシャは2014年の39位から76位に大幅ダウンした。
日本はカタールやクウェートとともに前回から10ランク以上アップした
アジアでは、韓国が最上位で14位。日本が17位、シンガポールが30位となった。
米国は2015年版の「グローバル・リタイアメント・インデックス」では韓国、日本、チェコを下回り、19位にランクされた。(編集XM)
「人民網日本語版」2015年3月2日