しかし、今の大気汚染はおそらく北京市だけでは解決できないのではないか、とも思っている。隣接する省や天津市とも連係して取り組まないと根治できないのではないか、と思っている。
北京には諸外国の多国籍企業のアジア総本部、諸外国の公館が置かれている。そしてさまざまな国際行事がひんばんに催されている。今のようなスモッグ、水質汚濁が続くことは、世界的大都市としてはイメージ・ダウンとなりかねない。そういう意味で北京市側の今回の決断はまったく時宜にかなったことと言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月22日