ただ今大会でこれまでに見られなかったのは、ラグビーの試合で、審判の判定に異議ありとして、消極的な態度をとるチームが現れたことである。このチームの関係者にはしかるべき処分が決まった。大会開幕式での選手、審判の宣誓を考えると、こういうことは起こるべきではなかったと思うが、これは主管部門の判断に委ねたい。特に国際試合では、起こってはならないのではないか。また、水上種目の試合で選手が溺れかかったのを他の省の選手が試合を放棄してまで救助にあたったことも美談として伝えられているが、今後はあらかじめ救助組織を待機させるようなシステムにしてはどうかと思う。
全般的に見て、今大会は中国スポーツ界のさらなる前進の可能性を示す、すばらしい祭典であると言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月21日