新聞の報道ではこの習俗を保ちつづけようとしているのは40代、50代の人たちが主で、30代、20代はそんなものにおカネを使うより、エンターテインメントの観賞に費やした方がよい、という人たちが多いようだ。
私は文化人類学とか民俗学に興味があるので、習俗維持派にも理解を示しているが、眼と耳を大事にしなければならない「趣味のような仕事」を続けているので、自分では「君子危うきに近づかず」で爆竹を鳴らしたことはない。
毎年、ケガ人の治療にたずさわっている医師たちは、眼球摘出などの重傷者の例をあげて規制を声高に呼びかけている。