中国河南省の出入国検査検疫局は12日、日本から送られた小包の中から人の胎盤から抽出したとみられる液体が入ったアンプル750本を発見したことを明らかにした。中国中央テレビ (CCTV)が報じた。
受取人は美容整形病院
同局郵検弁事処が、胎盤エキスが入った小包(計15ケース、750本)を発見したのは2014年末。郵送による輸入が禁止されている。同局の報道官によると、「一つの郵便物の中から、これほど多くの胎盤抽出エキスが発見されたのは、中国国内で初めて」という。
小包の受取人は美容整形病院で、内容物は「木工芸品」と、虚偽の説明がなされていたという。