日本海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が、現地時間3月25日に正式に就役した。日本メディアの報道によると、いずも駆逐艦の全長は248メートルで、海上自衛隊の現役最大の護衛艦「ひゅうが」を51メートル上回り、5機のヘリを当時に発艦させることができる。艦載機は潜水艦の監視・警戒を主要任務とし、その数は5機から9機に増加した。米国の中国語新聞『世界日報』が伝えた。
日本自衛隊は秋に「閲艦式」を開き、陸自と海自の優劣を競うと発表した。戦後最大の軍艦「いずも」が、このほど正式に就役した。「いずも」は戦時中に米国を攻撃した空母と同じサイズで、海上自衛隊の実力を強化した。これは東アジアの海の軍備競争の激化を象徴している。米国の国力が衰える中での日本の発展は、東アジア諸国から不安視されている。
「いずも」は先進的な大型・遠洋・多用途戦艦で、そのトン数は英国のヘリ空母「オーシャン」に、その人員・車両・ヘリ積載能力はフランスのミストラル級強襲揚陸艦に匹敵する。「いずも」は軽空母、強襲揚陸艦、対潜艦、指揮艦、補給艦、病院船などのさまざまな機能を持つ。特に作戦能力が秀でており、海上自衛隊の対潜・制空・対艦・上陸作戦能力を大幅に高めた。
軍事専門家によると「いずも」は5機の対潜ヘリを艦載できるが、少し手を加えるだけで米国から調達する最新のF-35戦闘機を離着艦させられるようになる。攻撃型空母との間には、紙一重の距離しか残されていない。「いずも」は戦時中に米国を攻撃した空母と同じサイズで、海上自衛隊の実力を強化した。これは東アジアの海の軍備競争の激化を象徴している。
産経新聞は、東アジアの海域は今後数年に渡り穏やかではないと明言した。日本は歴史の教訓を忘れ、近年になり軍拡の動きを続けている。日本は米国の力を利用し中国をけん制し、自ら進んで米国の手先になっており、もはや因果関係が不明になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月6日