記者の質問に答える閻暁宏氏
外国映画を輸入することは、中国の映画市場の発展の一環として重要な役割を担っている。しかし、現在、中国の映画館で日本映画が上映されることはめったにない。これについて、国家版権局の閻暁宏副局長は16日、国務院新聞弁公室が行った記者会見で、「日本映画の著作権の取得は、ビジネスを通して交渉しなければならない」と述べた。新華網が伝えた。
――日本のテレビ東京の記者
中国映画分野の市場の発展を促進するため、外国の関連商品を輸入することは比較的重要なプロジェクトとなっている。しかし、現在、中国市場で公開されている映画の中で輸入・上映される日本映画はほとんどない。今後、日本の関連産業が中国市場に進出することは可能なのだろうか?
――国家版権局の閻暁宏副局長
「過去の非常に多くの優れた日本映画は、中国の観客にとっても非常になじみ深いものだ。現在の問題は、優れた日本映画があることや、ビジネスを通して著作権の輸入を交渉することが必要なことだ。国内の映画興行会社が、某日本映画の内容が素晴らしく、観客の数も比較的多いと判断すれば、その映画を購入するはずだ。そのような映画であれば中国の観客にも受け入れられるだろうと思う」と述べた。
(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月19日