106人の議員が集団参拝
自民党、民主党、維新の党、次世代の党の106人の議員でつくる超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が23日午前、靖国神社に参拝した。
自民党の衛藤征士郎元衆院副議長、民主党の羽田雄一郎参院幹事長、次世代の党の平沼赳夫党首らが参拝した。政府関係者では小里泰弘環境副大臣、赤池誠章文部科学政務官、福山守環境政務官が参拝した。
中韓は断固反対
中国外交部の洪磊報道官は22日、「中国は日本の国会議員による靖国神社参拝に断固反対する」と表明した。
洪報道官は、「戦後70年という敏感な年に、日本の政治家は正確な歴史観を持ち、アジアの隣国との和解の実現、相互信頼促進を促すことをすべきで、これを損ねることをすべきではない」と強調した。
洪報道官は、「日本は国際社会と国内の正義の声に真剣に耳を傾け、侵略の歴史を直視し反省するという歴代内閣の姿勢と約束を守り、過去を終わらせ未来を切り開くべきだ」と指摘した。
韓国外交部は同日発表した声明の中で、「我々は日本の主要議員が靖国神社を参拝したことに、深い懸念と遺憾の意を表する。靖国神社は、日本の植民地支配と侵略戦争を美化するものだ」「靖国神社は日本の過去の植民地支配の象徴である。戦後70年に日本の主要人物が依然として靖国神社に供え物を奉納し、参拝するという事実は、日本が今も歴史を直視していないことを示している」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月23日