日本が沖縄に実戦部隊を配備へ、中国警戒を強化

日本が沖縄に実戦部隊を配備へ、中国警戒を強化。 26日付の産経新聞によると、防衛省は25日、南西方面の防衛を強化するため、沖縄・宮古島での陸上自衛隊「警備部隊」の配備地について、大型連休明けに宮古島市へ提示する方針を固めた…

タグ: 沖縄 実戦部隊 警戒 配備

発信時間: 2015-04-27 14:06:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

26日付の産経新聞によると、防衛省は25日、南西方面の防衛を強化するため、沖縄・宮古島での陸上自衛隊「警備部隊」の配備地について、大型連休明けに宮古島市へ提示する方針を固めた。中国の離島侵攻の脅威を踏まえた南西防衛強化の一環で、沖縄・与那国島への沿岸監視隊の配備に続き、実戦部隊の配備計画が本格化する。

2014年4月の報道によると、陸上自衛隊は釣魚島(日本名・尖閣諸島)などの南西諸島の防衛を強化するため、釣魚島から最も近い宮古島に地対艦ミサイルを追加配備した。26日付の産経新聞は、「陸上自衛隊は離島防衛を沿岸海域、海岸地域、内陸部の3段階で対処する構えで、警備部隊の最新の地対艦ミサイルは沿岸海域で敵艦艇を撃破する重要な役割を果たす。中国軍の爆撃機などが同海域の上空を飛行することも活発化しており、宮古島への対空ミサイルの配備も欠かせないとされる。陸上自衛隊は現場調査を進め、石垣島への警備部隊の配備に備えている」と報じた。

日本は軍事面で中国への備えを強化するほか、外交政策でも中国に照準を合わせている。26日付の日本経済新聞は、「外務省の有識者会議は24日『20年後のアジア太平洋地域秩序と日本の役割』と題した報告書を公表した。報告書は、米国が干渉を弱めれば、中国が経済力を背景に自国の安全と発展の維持に有利な環境を形成し、地域覇権国を目指す道を歩む可能性が高いとした。日本はより困難な局面を迎えるだろう」と報じた。

同報告書はまた、韓国が中国との関係を強化すると予想し、「日韓関係の重要性に対する認識は、過去と比べて相対的に低下していく。日本は国際社会の主要プレーヤーとして自ら積極的に働きかけを行っていくことが不可欠」とした。朝日新聞は社説の中で、「外務省はこれまでアジア太平洋の20年後という長期に渡る報告書を発表したことがなく、今回は有識者会議への委託という形をとった。同報告書は、日本の今後の外交政策を反映している」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月27日

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