日本の観光業界関係者でつくる3000人規模の観光交流団の第1陣が、昨日北京に到着した。
観光庁、日本旅行業協会、日本観光振興協会などの団体が集めた3000人の観光客は、今月20日より訪中し、26日に訪問を終える予定。日本の友好関係者、自民党総務会長の二階俊博氏を団長とする。
スケジュールによると、この3000人は80以上のツアー団に分かれ、北京・上海・貴州・浙江・遼寧などを訪れる。昨日北京を訪問した第1陣の33人は、北京飯店に宿泊した。北京市旅行発展委員会副主任の王粤氏によると、日本の観光客は北京で最も代表的な万里の長城、故宮、国家博物館などの観光地を訪れる。また北京は観光客に対して、中医学、スポーツイベント、文芸ショーといった、北京の特色あふれるイベントを推薦する。
王氏は、「観光が中日両国の民間交流の友好大使になり、両国の友好関係者の訪問、その他の業界の協力を促すことを願っている。また観光訪問団を通じ、北京の観光資源の特色をより多くの日本人に伝えたい」と話した。
北京市旅行発展委員会のデータによると、北京を訪問する日本人客数は近年、平均で年間延べ20−30万人を維持している。ピーク時は延べ70万人に達したこともある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月22日