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自然にできた山としては日本一低いとされる徳島市の弁天山で、山開きの式典が開催された。標高はわずか6.1メートル。地元の保存会が山の高さにちなみ、毎年この日に実施しており、多くの登山者を集めている。
保存会の山下釈道理事長は約200人を前に、「開山以来、一人も遭難者がいない安心・安全な山。(各地の)山の事故が一件でも少なくなるよう祈願して活動を続けていきたい」と挨拶した。
テープカット後に登山が始まったが、小さな山に入りきらず入り口には長蛇の列ができた。保存会や国土地理院によると、大阪市の天保山(4.5メートル)など弁天山より低い人工の山は存在するが、保存会は「自然にできた山では一番低い」と主張している。
現在まで、延べ10数万人が登頂している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月3日