『STAND BY ME ドラえもん』3D映画は中国で大人気となり、5月28日の公開以降、上映回数と興行収入はともにトップの座を維持し、31日には興行収入が8800万元に達し、2011年に『カンフーパンダー』が公開初日に達した5400万元という記録を塗り替え、中国大陸部におけるアニメ映画の1日の最高興行収入を記録した。
中国マスコミ大学の索亜斌教授は、ドラえもん映画がヒットした理由について次のように述べた。
ドラえもんのアニメも漫画も、人々の心にすでに深く根付いている。児童にふさわしくない場面が出てこないことを保護者は確信しており、安心して子供を連れて見に行くことができる。しかも、ちょうど「こどもの日」と重なり、一般の映画よりアニメのほうが人気を得た。
また、それほど優れない子の成長を描く物語は東洋的であり、受け入れられやすい。西洋の作品では、こうした主人公は少なく、英雄か、成功を目指すパターンばかりである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月2日