謝罪を余儀なくされる
安倍首相は28日の失態について、「少し言葉が強かったとしたらおわび申し上げる」と謝罪した。
大事を些細なことにしようとする安倍首相の態度は、野党の怒りを静めなかった。辻元議員はブログで安倍首相の乱暴な行為を批判し、これは単なる個人に対する侮辱ではなく、安倍首相の民主の基本的原則に対する理解不足を反映しているとした。民主党の髙木義明国会対策委員長は、「怒りというよりも悲しい。戦後最大の重要法案の審議中に、これほどの失態が出るとは極めて遺憾だ」と表明した。
衆院平和安全法制特別委員会は6月1日に審議を再開した。安倍首相は審議の開始前に、「重ねておわび申し上げるとともに、真摯に対応していく」と正式に謝罪した。
共同通信社の報道によると、浜田靖一委員長は審議開始時に、「国民も審議に注目している。出席者は言行を慎み、不要な発言を控えていただきたい」と述べた。
安倍首相は、「委員長の指示に従い真剣に対応していく」と応じた。