焦燥し熱くなる
安倍首相は今回の安保法案の審議で焦り、熱くなっているようだ。
共同通信社によると、安倍首相と野党の論戦が「白熱化」している。自衛隊の任務拡大がリスク増につながるといった主な論点を巡り、双方の食い違いが際立っている。また武力行使を目的に自衛隊を他国の領土・領海に派遣する「海外派兵」について、安倍首相の回答は前後が一致していない。
共同通信社が5月31日に発表したアンケート結果によると、安保法案への政権の説明に関し「十分に説明しているとは思わない」が81.4%に達した。共同通信社は30日と31日に全国範囲で電話調査を行った。その結果、68%が「自衛隊が戦争に巻き込まれるリスクが高くなる」と回答し、「変わらない」は26.1%、「低くなる」は2.6%のみだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月3日