9日に村山氏と記者の前に姿を現した河野氏は、1993年に日本を代表し、アジアの慰安婦に謝罪を表明する河野談話を発表した。
河野氏は、「この談話があったからこそ、日本は韓国と歴史的な和解を実現できた。この談話をひっくり返せば、韓国との交流の道を断つことになることを理解しなければならない」と述べた。
日本のリベラルな知識人は、安倍首相が発表する談話が隣国の不興を買うことを懸念している。日本の128人の知識人は先ほど連名で声明を発表し、安倍首相の新談話は第二次大戦の被害者への配慮を大前提とすべきと呼びかけた。
日本の知識人は声明の中で、「新談話の内容は、アジアへの侵略行為に関する謝意を十分に表現するほか、日本が慰安婦問題の解決に取り組むことを積極的に示す必要がある」と呼びかけた。
声明の代表者である東京大学名誉教授の和田春樹氏は、「旧日本軍が慰安婦を強制連行し、慰安所の管理・建設に参与していた確かな証拠がある。慰安婦問題について、日本政府は努力を続け、戦後の謝罪事業を終わらせるべきだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月10日