全米バターン・コレヒドール防衛軍記念委員会会長のJan Thompson氏は取材に対し、歴史を認めることは教育から始めなければならないと語った。ドイツには、第二次大戦の正しい歴史を教えるのに使う教育信託基金がある。日本も歴史教育基金を設け、できれば非侵略国をこの基金の理事にしてはどうかとThompson氏は提案する。
浅井基文氏は、ドイツは隣国との歴史認識での合意のために様々な努力をしたが、日本はこれを見習うべきだと語る。日本は国家のレベルで全面的に反省し、心からお詫びしなければならない。日本政府は歴史教科書を改ざんすることをやめ、歴史の事実に合った歴史教科書を作ることが求められている。
歴史の節目にあたって、人々は、数々の大きな問題を改めて考え直す必要に迫られている。70年前のあの戦争の教訓は何だったのか。我々は歴史の悲劇が繰り返されないために何をすべきなのか――。
反省とは、一代また一代の人々に正しい認識をさせることである。平和を愛する全世界の人々が力を合わせれば、正義は必ず邪悪に打ち勝つことだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月13日