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発信時間： 2015-06-16 16:44:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王氏は、「米日防衛協力の指針が日本に対する規制を緩めると、束縛を受けていた日本は初のターゲットとしてフィリピンを束縛しようとしている。日本はフィリピンと一連の軍事協力協定を締結し、日本の戦略的調整の目標を実現しようとしている」と強調した。

中国国際問題研究院国際戦略研究所副所長の蘇暁輝氏は、「日本とフィリピンは南中国海問題をめぐり連携と意思疎通を強化している。しかし軍事協力の拡大には、双方の計算がある。日本はフィリピンとの協力により、地域の大国としての地位を固め、軍事的な縛りを緩め、同時に東中国海・南中国海問題を結びつけようとしている。フィリピンは南中国海の主権をめぐる問題で、多くの外部勢力の支援を受け、中国に対抗しようとしている」と述べた。

蘇氏は、「日本とフィリピンは蜜月期に入ったように見える。しかし日比にそのつもりがあっても、力があるかどうかは別問題だ。日本の一連の安保関連法案の成立が壁にぶつかっており、縛りを緩められるかさえ問題だ。フィリピンは日本と軍事協力を行い、日本に国内の基地利用を認めようとしているが、これは多くの条約による制限を受けている。これらの制限を突破し、日比軍事同盟・準軍事同盟を結ぶことができるかについては、今後の経過を見守る必要がある」と指摘した。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2015年6月16日

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