ラオックス3年以内復配へ 中国人の「爆買い」が特効薬に

ラオックス3年以内復配へ 中国人の「爆買い」が特効薬に。

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発信時間: 2015-06-20 11:42:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

海外旅行から帰って来て、女性たちに聞かれるのは大抵、「どこに行ってきた?」ではなく、「何を買ってきた」という質問である。中国式の旅行を3文字で表すとすれば、「買・買・買」にでもなるだろうか。韓国で伝染病が広がっていることもあり、日本旅行の人気は再び高まりつつある。「新華ネット」が伝えた。

とにかく買うのが大好きな中国人だが、その力はどれほどなのだろうか。答えは、「日本企業を救えるほど」である。日本最大の免税企業ラオックス株式会社は、東京で最もにぎやかな新宿にラオックス新宿本店を開いた。老舗の日本企業であったラオックスは2009年に中国の蘇寧雲商グループ傘下に入ったが、当時は業績不振で業界からはこれに疑問を呈する声もあった。この日本企業が赤字を黒字に転換し、さらに新店舗を出すようになった背景には、日本を旅行する中国人の無視できない購買力がある。

ラオックスの顧客の中心は旅行客である。新宿本店は、秋葉原本店と銀座本店に続くラオックスの3番目の旗艦店であり、大量の顧客の多様なニーズに全面的に対応することができる。ラオックスには多言語サービスがあるほか、最新の免税処理システムが導入され、外国人旅行客は支払いの際にスムーズな直接免税処理を受けることができる。蘇寧雲商の店舗ネットワークのアフターサービスも提供され、店内には専門の案内係が配置され、荷物の一時預かりや周辺の旅行案内などのニーズにも対応している。店内で販売されている商品も旅行客に人気の品ばかりで、家電から化粧品、腕時計、食品、薬品、工芸品まで勢揃いし、中国人に人気のハイテク便座や薬用化粧品も「ワンストップ」で購入できる。

今年第1四半期に日本を訪れた中国人の一人当たりの旅行消費額は30万434円に達し、昨年同期の24万8千円から20.9%増加した。ラオックスのような免税店にとっては間違いなく好材料である。ラオックスは日本の有名な老舗家電量販店で、1970年から日本国内の業界を先駆けて免税販売を開始し、日本の免税事業を切り開き、リードしてきた。2009年からは中国の蘇寧雲商グループの傘下に入り、秋葉原本店はリニューアルして再出発し、別の旗艦店の銀座本店も2013年に銀座の中央通りに開業し、訪日観光の新たなシンボルとなった。ラオックスが日本全国に展開する支店は23店舗に達している。2014年、ラオックスの年度営業額は前年比5割以上の増加となり、収支は2001年ぶりの黒字に転換した。3年以内の配当再開が見込まれている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月20日

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