また、人が社会と離れて生きられないように、国家も単独で世界に存在できない。交流を通じ、安定した秩序ある国際社会を共に作ることが重要だとしながら、「日本の指導者はときどき歴史問題で奇妙な発言をするが、もし全ての交流活動を止めていれば、中日関係の発展にとってさらに不利になっていただろう」と続けた。「世代ごとに人は換わる。しかし国家と国家の交流は長期間にわたって行われることだ。各世代の人が常に相互理解を推進していくことが必要だ。大多数の日本人がそう考えていると信じる」。
社会科学文献出版社社長の謝寿光氏は、民間は独立し、理性的でなければならない。関係が悪化するときほど、民間チャンネルの交流の価値が注目されると指摘した。「合作の最初のプロジェクトから私は強調してきた。我々が求めるものは感情を吐き出すことではない。理性の声を伝えることだ」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月24日