25日に中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館から得た情報によると、2015年の同館を訪れた人の数は430万人に達し、前年同期より50%増加したことがわかった。
中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館の統計によると、2014年2月に国家追悼デーが設立されて以来、来館者は増え続け、追悼式の準備のため1週間閉館したものの2014年の来館者数は800万人を突破した。世界の博物館では故宮に次ぐ2位につけている。
今年に入り、来館者は大幅に増加し、現時点で435万6700人に達し、前年同期より49.3%多い。春節の大型連休、清明節、メーデー、端午節の連休の来館者は多く、1日に10万人が来館した日もある。
朱成山館長は、「これは国家追悼デーの効果である。初の国家追悼式は国内外に大きな影響を与え、当時の悲惨な歴史を知るために多くの人が記念館を訪れた。記念館は対内的には愛国主義教育、対外的には文化交流の重要な場所となっている」と話した。
また、朱成山館長によると、今年は抗日戦争勝利70周年に当たり、関連の記念活動の開催と2回目の国家追悼デーの到来に伴い、記念館を訪れる人は更に増加する見通しだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月26日