日本人観光客 慎重なコストパフォーマンス重視型
比較してみると、日本人の買い物の習慣は大きく異なる。中国人観光客が「好奇心旺盛な探検家」タイプであるのに対し、日本人観光客は「慎重なコストパフォーマンス重視」タイプと言えるだろう。
調査員によると、日本人観光客は売り場に入ると、まずスマートフォンや紙に書いた買い物リストを見る。彼らはそのリストに従って動き、中国人観光客のようにあちこち見たりはしない。そのため、日本人は全ての売り場を見て回らず、店内での歩行ルートは短い。
買うかどうかを決める時、日本人は他人に意見や助けを求めたりしない。困難に直面しても、商品の情報を見て自分で決める。
消費額において、日本人観光客は中国人ほど豪快ではない。韓国の新世界百貨店が2014年12月に発表した統計によると、2014年の同店の買い物客のうち、中国人の平均消費額は日本人の3倍に上った。
同百貨店の責任者によると、中国人観光客は韓国でブランド品を買い、消費額も高い。一方、円安の影響により、日本人は韓国でブランド品を買うのは割に合わないと考え、海苔や高麗人参などのコストパフォーマンスの高い商品を選ぶ傾向にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月27日