一見、複雑な歴史を研究しているようには見えない鄒さんについて、「芸術的才能があり、恐竜を描くのがとても上手」と友人ら。しかし、写真一枚一枚を調べる鄒さんは真剣そのもの。集まった資料が増えるにつれ、責任感と使命感に燃えるようになっている。鄒さんは現在、集めた旧日本軍の資料を整理しており、「8月に、中国のポータルサイト・網易の歴史チャンネルで発表されることが決まっている」。
鄒さんは、集めた証拠がいつの日か、世界で知られるようになり、目を覆いたくなるような暗い歴史が、幾世代にもわたり警告を発し続けること願っている。
「実際には、日本で、道に迷ったりした時、日本人が助けの手を差し伸べ、親切に案内してくれた」と鄒さん。「日本政府が、国民が過去に向き合うよう導けば、国と国、国民と国民の交流が深まるにつれ、中日は歴史に新しい一ページを刻むことができる。戦争や悲劇が繰り返されることがないことだけを願っている」。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月19日