ポツダム宣言を損ねる日本の右派の動きに要警戒
しかし日本社会では現在、右派がポツダム宣言を損ねる動きを見せている。
呂氏は、「右派は当時、政府のポツダム宣言受け入れを阻もうとしていたが、戦後になるとポツダム宣言の内容を反映する平和憲法を改定しようとする動きを見せた。日本の政界の保守化が進む中、この傾向が強まっている」と懸念した。
呂氏は、ポツダム宣言に背く動きについて、次のようにまとめた。
(一)ポツダム宣言の精神の、日本の侵略戦争発動に関する定義の否定。日本の国会では今年5月20日、安保関連法案に関する党首討論が行われた。日本の首脳はこの定義を認めることを拒み、詳らかに読んでいないのでコメントできないと述べた。