韓国メディアは3日、「人にして信無くんば、其の可なるを知らざるなり」という中国の古い言葉を、隣国の信頼を失った安倍晋三首相に送った。
日本防衛省は3日、過去最大規模の予算を発表した。安倍内閣は半月前、安保関連法案を衆議院で強行採決した。日本自衛隊の海外軍事活動が、法的保障を受けることになる。順調に進めば、安倍首相は世界反ファシズム戦争勝利70周年に、戦後日本の平和憲法の実質的な中身を覆すことになる。これは実に皮肉なことだ。
安倍首相は「軍事大国の夢」に近づいているが、70年間蓄積されてきた平和の精神からますますかけ離れていると分析されている。国民の安保関連法案への支持を集めるため、安倍首相は無限大に「中国脅威論」を誇張している。しかし国内の度重なる抗議は安倍首相に対して、日本人がこれを認めることはないと伝えているようだ。一部の西側メディアは、安保関連法案の採決後、自衛隊が危険を犯す「試験田」がどこになるかという憶測を始めている。
韓国のコリア・ヘラルド紙は、「あと2週間すれば、全世界は安倍首相が日本の過去をどれほど厳粛に捉えているかを目の当たりにする。これは日本と隣国の関係のみならず、基本的な価値観とも関連してくる」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年8月4日