日本宮内庁は、昭和天皇が1945年8月15日にラジオを通じて終戦を伝えた「玉音放送」の録音原盤を初公開し、メディアの撮影を許可した。現地メディアが8月1日に伝えた。
これまでテレビなどのメディアが使用していたのは原盤をコピーしたものだ。原盤は読み上げ時間が10秒短く、4分30秒となっている。宮内庁の調査によると、原盤の方が声が高くはっきりしており、声の調子も昭和天皇に近いという。
皇居の防空壕として作られた「御文庫付属室」の、内部および外観の写真と動画も公開された。ここは昭和天皇が終戦を決断した場所であり、宮内庁のウェブサイトで閲覧できる。