15日午後と夜、安保関連法案に反対する多くの市民が、国会議事堂前で抗議活動を実施した。市民と現場の警察の間で小競り合いがあり、数人の参加者が警察に強制的に退去させられた。
15日昼より、安保関連法案に反対する数千人の市民が東京都内の国会議事堂前に集まり、静かに座ることで抗議した。午後6時半頃から、抗議に参加する市民が増加していった。参加者は「戦争反対」、「憲法9条を守れ」、「アベは退陣を」といったスローガンを叫び、廃案を求めた。
また多くの警察が抗議活動の現場に集まり、鉄柵により抗議者を国会議事堂前の道路の歩道内に押しやった。夜8時頃、一部の参加者が鉄柵を突破し道路中央に入ろうとし、警察に阻止された。押し合い、小競り合いになり、少なくとも3人の抗議者が警察に強制的に退去させられた。
複数の日本メディアが先ほど実施した世論調査の結果によると、回答者の過半数が本国会内の安保関連法案成立に反対した。安保関連法案を巡り、市民が国会議事堂周辺で抗議活動を続けている。