いま,南京に従軍した記事を読みました。日本軍が,南京を攻略したときの兵士のインタビューに心を打たれました。
過去の反省がなければ,未来の友好と発展はありません。
現在の安倍政権は, 米国の指示の通りに,軍需に力を入れています。軍需産業によって,日本国の経済を立て直す考えに思われます。
そして,その仮想敵国を中国にしているのではないかと推察します。
過去は反省だけではなく,現在を理解するうえでも学ぶことが大切です。
漢字は,中国から学んだものでした。漢字を学びカタカナを生み出しました。
建築技術も中国から大いに学びました。それによって,日本古代の文化が発展しました。
日本史では,卑弥呼は詳しく分かっていません。漢を訪問した卑弥呼は,漢委奴国王印をもらいました。漢にとっては,蛮国であったでしょう。
その時代の中国史は,司馬遷などの優れた歴史書が残されています。
日本にとっての中国は兄国なのです。
いま,米国は米国債を多く持っているため,同じく米国債をたくさん保有する日本と戦争をさせたい思惑だと思います。
日本国民は,そのことに気づいてほしいのですが,その多くは,テレビや報道に洗脳されています。
私は,中国人と結婚して,たびたび中国を訪問しますが,みな親切に受け入れてくれます。先月は,沈阳9.19歴史博物館を見学しました。日本の残虐さ,戦争の残虐さが写真と映像をもとに示されていました。
中日関係は,日本の姿勢次第で関係はもっとよくなると思います。しかし,それを邪魔する米国と日本の報道が大きな問題です。(橋本 健)
「旧日本兵が証言「南京は地獄だった」 右傾化を痛烈に批判」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月9日