公明党の山口党首が訪中、両国関係の改善を目指す

公明党の山口党首が訪中、両国関係の改善を目指す。

タグ: 公明党,山口那津男

発信時間: 2015-10-14 13:25:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

自民党と連立政権を組む公明党の山口那津男代表は、13日に訪中し、安倍晋三首相の親書を持ち、中国の高官と会談する。訪問の目的は日中関係改善だという。

NHKの13日の報道によると、山口代表は王家瑞・中国共産党中央対外連絡部長、唐家セン・元国務委員らと会談し、中国の首脳に安倍首相の親書を直接手渡そうとしている。山口代表は13日午前の出発前に、「日中関係は改善の方向に向かいつつある」と述べ、首脳会談実現に向け与党としての力を発揮したいと表明した。産経新聞によると、日本は中国に対して安保関連法案の理解を求め、両国関係の改善を目指すことになる。

中国中日関係史学会副会長、中華日本学会常務理事の高海寛氏は13日、取材に応じた際に、「与党・公明党の山口代表の訪中は、必然的に政治的意図を伴う。しかし今回の訪中が中日関係に大きな変化をもたらすことはない。両国は現在、政治・外交・安全などの分野で、調整と意思疎通を続ける必要がある。公明党は日本の古い与党であり、中国の古い友人として積極的な力を発揮し、中日交流の架け橋になっている。公明党は現在、新たな情勢を迎え積極的な力を発揮し、中国との接触により中国側の立場を充分に理解し、自身の政治・外交の方針を正確に調整するべきだ」と指摘した。

共同通信社は13日、楊潔チ国務委員が安倍首相との会談に先立ち、13日に国家安全保障会議の谷内正太郎国家安全保障局長と会談したと報じた。日本は高官の政治対話を通じ、日中関係を修復の軌道にのせようとしている。会談は約4時間続いた。谷内氏は、「日中関係は改善に向かっている。東中国海情勢などで問題が残されているが、友好関係の発展のために意見交換できればと思う」と述べた。谷内氏は、中日の防衛当局間の海上連絡メカニズムの早期発効により、偶発的な衝突を避けることを提案した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月14日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。