東京の銀座は、パリのシャンゼリゼ通り、ニューヨークの5番街と並び称される、世界3位の繁華街だ。ラオックスは先ほど銀座で、29店舗目となるEXITMELSA店を出店した。
好調な業績は、ラオックスが急速に拡張する主因だ。ラオックスの2015年第1-3四半期の売上は119.42%増、純利益は1281.68%増となった。13倍の成長は蘇寧電器が先を見据えるすぐれた目を持つことを証明した。蘇寧電器は海外EC事業の発展の歴史を刻んだ。
蘇寧電器の張近東会長は今年、サプライチェーン・物流・サービスという「小売のCPU」の中核的能力を海外に輸出しなければならないと述べた。張会長は先週、今年2回目となる訪日を開始し、ソニー、シャープ、ニコン、カシオなどの大手メーカーと次の事業提携について商談し、東京を視察した。
「ラオックスは当社の最も早い海外事業展開の一つであり、海外を立脚点とし国内に影響を及ぼす発展モデルが成熟化している。その高度成長は当社の海外EC事業の発展を促し、O2Oモデルの効果を高めている」張会長のラオックスに対する評価は、蘇寧電器が日本における海外EC事業の発展で優勢を占めていることを証明している。