日本企業で働く中国人スタッフ&日本企業への就職を目指す学生 必見!
★あなたは、本当に適切な日本語に訳せていますか?
現代中文書面語(各種ビジネス文書、法律文書、インターネット、新聞、等々)
☆正しい「文書体日本語」に訳せるようになる!
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“十年一剣を磨く!”
究極の(中→日)翻訳力向上トレーニングシステム、遂に登場!
「現代中文書面語日訳講座(web)」
いよいよ中国でも開講!(2016年1月28日開講)
*講座詳細/受講申込み:http://level-china.chinavi.jp/参照
現代中文書面語中文和訳の第一人者;
三潴正道教授(日本・麗澤大学)が直接添削指導!
<5大特徴>
1)インターネットの情報を日本語に!
2)新聞雑誌の日々の情報を日本語に!
3)各種協定文や特許資料を日本語に!
4)重要資料や学術論文等を日本語に!
5)ビジネス文書、法律文書などを日本語に!
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この講座はすでに日本、中国で150名のプロの翻訳者を養成しました。
その人材を日本の各政府機関、大手企業(特に知財権関係)に送り込む一方、「レベル30」合格者でNPO法人「日中翻訳推進協会“而立会”」(http://www.jiritsukai.org/)を組織。
文学作品や各種良書の翻訳も行っています。
会話体ばかりが重視されて、これまで疎かにされていた現代中国語書き言葉・・・。
でも、ビジネスの場でその重要性は増すばかり。とりわけインターネットの普及で、ネットから中国語の情報がキャッチできなければ、中国でのビジネス展開がうまくいくはずがありません。
ところが、中国でビジネスを展開する日本企業で、中国語を十分に読みこなせる日本人はごくわずか。
そこで、日本語への翻訳能力を持った中国人の人材が引っ張りだこに・・・。
これは、各メディアや政府関係機関でも同じ、まさに今ビジネスで困っている方、これから就職を目指す方での最大の武器と言えましょう。
日本人社員も同じこと。これからの中国ビジネスでは、自分もインターネットから中国語で情報を採ったり、必要な書類の中国語を最低限チェックできなければ、取り残されてしまいます。
現代中国語書面語をどう正しく和訳するか、については、これまで本格的な研究が行われていませんでした。勿論、商務漢語については多くの優れたテキストが刊行されていますが、文法論、文体論に基づいた説明があるテキストはほとんどありません。
このレベルシステムは、日本の麗澤大学教授三潴正道氏が考案し、35年にわたり実践して完成させたシステムで、文法論、文体論を踏まえつつ、丁寧な添削と説明で、読解力のステップアップが目指せます。
30のステップをクリアする過程で、自分の実力がアップしていることも実感でき、モチベーションが続くことが最大の利点です。
<主な関係著書>
①『論説体中国語読解力養成講座』(東方書店)
②『ビジネスリタラシーを鍛える中国語Ⅰ』『同Ⅱ』(以上朝日出版社)
<実例>
では、具体的にどんなことを指摘されるのか、実例を見てみましょう。
(1)単語レベルの指摘例
“学生”:日本語では、小学生は「児童」、中学、高校生は「生徒」、大学生は「学生」。
“承诺”:日本語では「約束」「公約」
“深刻”:「深い」。日本語の「深刻」は中国語の“重大”“严重”
“协议”:日本語は“合意”“協定”
“试验”:日本語ではよく「実験」。例:“核试验”は「核実験」
“表示”と“表明”:中国語では一般に人は“表示”で、データは“表明”。人で“表明”を使うのは、何かの事実を明らかにするときだけ。日本語では人は「表明」で、データは「表示」。その逆は絶対に使えません。
“国家”:中国語の“国家”は単複同型。したがって、“亚洲国家”は「アジア諸国」。
(2)フレーズレベルの指摘例
①[動詞+結果補語“好”]の訳し方:「ちゃんと(しっかりと)Vする」
②[V1+V2+共通の目的語]:「~をV1し、V2する」
③[動詞“结合”+目的語]の訳仕方:「~を」では誤訳になる。「~に(~と)結びつける」
④“令人~”:見かけは使役文だが、“人”が話しても含む不特定多数を指すので、受け身に訳すとうまくいくことも多い。例:“令人吃惊”「人をびっくりさせた」→「びっくりさせられた」
⑤“增加了一倍”“增加到两倍”:どちらも「2倍になった」。中国語はよく“增加了一倍”のように、増加分で倍数を表示することがあるが、日本語では、「何倍分増えた」と増加分を倍数で表示することはほとんどしない。
(3)文全体の構文の指摘例
①主述述語文の訳し方:“AはBが~だ”。例:“她个子高”「彼女は背が高い」
②「主語+介詞構造+“的”+名詞」の訳仕方
まず介詞構造を訳し、次に主語に「の」を付けて名詞に係る。
例:“铁路对改善生活的意义”「生活の改善に対する鉄道の意義」
③接続詞“而”はつなぐ作用だけなので、日訳する時は、逆接なら、「であるが」といった逆接を示す訳語にしなければならない。
④後ろから前へと訳したほうがいい場合もある構造。
○[“有”+名詞+名詞の係る動詞性修飾語]の構文
例“有权干涉别国”「他国に干渉する権利がある」
○前を受ける“以”
例“~、以进行…”:「…するために~する」
(4)その他の注意例
①中国語は接続詞をなるべく省きたがるが、日本語は接続詞をなるべく入れてスムーズにしないとだめ。
②中国人は、①の影響で、すぐピリオドを打ちたがるが、日本語は繋げた方がいい場合が多い。
③中国語の数量詞や指示代名詞は、単語に修飾語があると、その先頭に置くが、日訳する時は、先に修飾語を訳さないと、数量詞や指示代名詞が、修飾部分にある別の名詞に係る可能性が出て、誤解につながる。
といったような指摘が行われます。
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レベルシステムは、文を長さや難易度で10の段階に分け、更にそれを、合格基準によって30のランクに分けたものです(詳しくはhttp://level-china.chinavi.jp/参照)。
来年の本格レッスン開始を前に、これから隔週でデモンストレーションを行います。若干の問題を提示し、皆さんから翻訳を募集、その中から、いくつかを選んで、添削と講評を行います。
これまで、既に中国各地から多数の中国人や中国駐在の日本人の方々が日本で開催してるこのレッスンに通信で参加、レベル30に合格した而立会会員も既に10人を超えています。大学や高校で日本語を学ぶ生徒さんもどうぞ試しに参加してみてください。