日本が南極での捕鯨を再開 環境保護団体から「海洋侵略」の批判

日本が南極での捕鯨を再開 環境保護団体から「海洋侵略」の批判。

タグ: 日本,南極,捕鯨,環境保護団体,海洋侵略,クジラ

発信時間: 2015-12-01 11:33:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2014年6月26日、千葉県でクジラ漁が解禁され、千葉市のクジラ解体業者は学生にクジラ解体を見学させ、鯨肉を振る舞った。

外国メディアによると、日本はこのほど新しい捕鯨行動の開始を決定した。日本の水産庁は12月1日に南極海に調査捕鯨船を派遣すると発表し、12年内に南極海で333頭のクジラを捕獲することを目標に掲げた。国際環境保護団体はこの捕鯨計画を非難し、日本は「調査研究」の名目で商業捕鯨を行っていると指摘した。

2014年3月末、国際司法裁判所は日本政府に「研究」名目の南極での捕鯨を引き続き禁止するという内容の手紙を送り、以後、日本の捕鯨船はその海域に行っていない。日本の水産庁は11月27日、ウェブサイトでクジラの新しい調査計画を発表し、「年内に160人の捕鯨チームが南極に向かう」とした。

日本メディアによると、今回の捕鯨行動において日本は盛んな意気を示している。当局はメディアに対し、2014年11月に国際捕鯨委員会に手紙を送ったことを明らかにした。その中で、日本は捕獲する数を以前の3分の1に減らし、体の小さいクロミンククジラだけを捕獲し、クジラは殺さずに皮膚の調査を行うにとどめると約束した。

国際捕鯨委員会の捕鯨禁止令に基づき、日本は1988年に商業捕鯨を中止すると宣言。しかし、捕鯨船は1987年に「調査」という名目で南極や北西太平洋に行っている。また、南極以外での捕鯨活動も続けており、今年9月と10月に北西太平洋で51頭を捕獲した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月1日

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