日本は長きにわたり、労働時間が過度に長い国家と見なされてきた。多くの外国人が、日本人は仕事中毒だと考えてきたのだ。では実際はどうなのか。経済協力開発機構(OECD)は先ごろ、各国の労働時間について調査を行った。
日本の情報サイト「Record Japan」が12月9日に報じた記事によると、OECDは38カ国の労働者の1年間の労働時間を調査した。以下が労働時間が長い国の上位10位である。
労働時間が最も長い国家トップ10
第1位 メキシコ 2228時間
第2位 コスタリカ 2216時間
第3位 韓国 2124時間
第4位 ギリシア 2042時間
第5位 チリ 1990時間
第6位 ロシア 1985時間
第7位 ラトビア 1938時間
第8位 ポーランド 1923時間
第9位 アイスランド 1864時間
第10位 エストニア 1859時間
調査結果では、1位がメキシコで平均労働時間は2228時間に達した。意外なのは日本が10位内に入っていないことだ。日本は1729時間で第21位。首位のメキシコとの差は499時間で、日数で換算すると20.8日分。その差は決して小さくない。
労働時間が最も短い国トップ10
第1位 ドイツ 1371時間
第2位 オランダ 1425時間
第3位 ノルウェー 1427時間
第4位 デンマーク 1436時間
第5位 フランス 1473時間
第6位 スロベニア 1561時間
第7位 スイス 1568時間
第8位 スウェーデン 1609時間
第9位 オーストリア 1629時間
第10位 ルクセンブルク 1643時間
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月11日