「日本で軍国主義が復活」は事実と異なる

「日本で軍国主義が復活」は事実と異なる。 第二次大戦後70年の歴史を振り返ると、日本は確かに大きく変化したと言える。第一に、軍部という軍国主義の悪の根源が完全に除去されている。戦後の土地改革によって都市と農村の貧富の格差という問題が解決され、軍国主義の社会的土台はすでに瓦解している…

タグ: 帝国主義 軍国主義 歴史 外交 中日関係

発信時間: 2015-12-20 09:14:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第二次大戦後70年の歴史を振り返ると、日本は確かに大きく変化したと言える。第一に、軍部という軍国主義の悪の根源が完全に除去されている。戦後の土地改革によって都市と農村の貧富の格差という問題が解決され、軍国主義の社会的土台はすでに瓦解している。

第二に、戦後の日本経済の繁栄と社会的変化に伴い、温和で理性的な中産階級が拡大し、「オリーブ型社会」の主体となっている。グローバル化とハイテクによって、日本には、第二次大戦以前のように領土の対外拡張を目標とする必要もなくなっている。

第三に、日本は高度な法治社会であり、平和憲法がしっかりと根付いている。日本人は、最も強烈な苦しい戦争体験を持つ民族の一つである。ギャラップが近年、各国の国民に対して行った調査によると、自国が脅威を受けた際に進んで戦場に赴いて戦うという日本人は11%にすぎなかった。日本人の中にも、日本は「平和ボケ」していると声がある。1930年代の日本軍国主義が極めて好戦的であったのを考えると、戦後の日本民族の性格の対照的な変化と比べられるのは、人類世界の数千年の歴史を振り返っても、13世紀に勇猛果敢なモンゴル民族がラマ教を受け入れた後の変化くらいではないだろうか。

客観的に言って、日本はすでに、高齢化に突入した民族でもある。日本の学者の統計によると、日本が現在の生産水準を維持するためには、日本は2030年頃までに外国から年間560万人の労働力を受け入れる必要がある。このような民族においては、個別の過激な右翼行動派が軍国主義に走ろうとしても簡単には行かない。

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