日本のバスが崖から転落、コスト削減による人災

日本のバスが崖から転落、コスト削減による人災。

タグ: 交通事故,日本

発信時間: 2016-01-20 15:37:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

長野県の軽井沢で15日未明、非常に深刻な交通事故が発生した。スキー客を乗せたバスが15日午前2時頃、軽井沢で坂を下る際に道路からはみ出し、6メートル崖下に転落した。15人の死者のうち、運転手2人を除く全員が19−22歳の在学中の大学生だった。

今が盛りの若者が、未来を失った。本件は日本で大きな影響を及ぼした。15人の命が失われ、15の家庭を破壊した。国土交通省は直ちに、バス会社の調査に乗り出した。調査により、これが典型的な「日本型の人災」であることが分かった。

まず、安全の責任が何よりも重視されるべきであるにも関わらず、運転手の健康診断が実施されていなかった。朝日新聞の記事によると、国土交通省は昨年このバス会社を処罰し、運転手の健康状態を把握するよう求めていた。ところがそれからしばらくたつにも関わらず、同社の13人の運転手のうち10人が健康診断を受けていなかったというのだから驚きだ。安全の責任は、何よりも重視される。運転手の健康は、その大前提だ。バス会社は何らかの原因により運転手の健康診断を実施せず、自業自得の結果となった。

次に、日本企業は人件費を極端に削減しようとする。日本企業は不況のあおりを受け、コスト削減を続けているが、労働者が創出した価値の搾取も深刻化している。日本の圧倒的多数の企業職員は、サービス残業を行っている。このような環境に長期間置かれると、人々はストレスがたまり、うつになり、過労死の原因にもなる。

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