日本における中国人観光客の爆買いが注目される中、最近では“ミシュラン・グルメツアー”などの食の分野でも、その行動が話題となっている。「料金はいくらでもかまわない」という中国人観光客は、飛行機代やホテル代と別に2~3万人民元(約36万~54万円)必要になっても全く意に介さないという。台湾メディアがこのほど伝えた。
日本の中国語新聞である『中文導報』によると、最近の日本観光ブームの中で、中国人観光客が一番関心があることは“食べる”ことだそうだ。新暦の正月が終わったばかりのある晩、東京の有名なすし店がミシュラン三ツ星に選ばれたという理由で大賑わいとなっていた。
中国からのあるグルメツアーは、『ミシュランレストラン3日間食べつくし』と銘打ち、東京の有名ミシュランレストランのうち三ツ星店1店、二ツ星店2店、一ツ星1店の計4店を選んで、3日間で回るコースを打ち出した。コースの合間には“日本酒利き酒会”もあり利き酒名人が、料理に合わせた日本酒選びを指導してくれるという。